緑の風光を訪ねて

中央アルプスの麓、駒ヶ根の緑の風光を巡ります

お気に入りの風景

緑の美しさについては、いろいろなところで触れている。

そのなかでも心落ち着くのは、連なる緑とそれに埋もれるように民家が点在している景色だ。緑の大地と共に、調和して生活している感じがする。むろん実際そこに生活している人にとっては、この風景はあたりまえであり、陳腐なものですらあるだろう。その中に埋没してあえて意識できないからだ。だからよそ者の方が、その土地の魅力に気がつくということがある。

この絵画はだいぶ前に描いたものだが、そのときの気持ちはよく覚えている。こののちに、気に入ったこの地域に住み着くことになった。

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駒ヶ根東伊那で南方を望む。遠くの山は、陣馬形山。この山が曇っていると、

やがて天気が崩れる。

ちかくに城ノ腰の枝垂れ桜という古木があり、毎年豊かな花をつける。