古い民家や土蔵、今にも倒れそうな納屋とか、そういうものになぜか風情を感じて
絵にする。新築の家や造ったばかりの橋などには、あまり惹かれない。
それはなぜなのだろうと不思議だが、人生と同じで朽ちていくものには、
共感を覚えるのだろうか。
中沢の原地区に、かなり古い納屋があった。道ばたに腰を下ろし、
その風情を描いてみた。
この絵は、現在、カナダのギャラリー(Rufus Lin Gallery of Japanese Art)に展示されている。
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『冬の晴れた日』 F6号 水彩画
腰を下ろした地点は、原観音堂を少し下った道端だった。