緑の風光を訪ねて

中央アルプスの麓、駒ヶ根の緑の風光を巡ります

天竜川の近く、下平にて

伊那谷の真ん中を天竜川が流れている。駒ヶ根ではその天竜川の流域は下平と呼ばれている。伊那谷地域は標高は高くて寒冷地といわれているが、その中で下平は最も温暖なエリアだ。地形も平ら、稲作の田んぼが広がり米どころとなっている。

遠くまで見渡せる広い風景が好きだが、この下平はその条件にかなっている。この地域に立って何まい水彩画を描いたことだろう。

画像の風景は、下平に立って南を眺望した景色だ。遠く霞んでいるのは、陣馬形山という低山で、この山に雲がかかっているとやがて駒ヶ根に雨がやってくると言われている。手前の尾根は、中沢の丘陵で緑の美しい地域。左へ分け入っていくと分杭峠に方面に至る。

この絵をいつ頃描いたのか詳細は失念したが、稲刈りが済んで田んぼが放置されたような景観だったかもしれない。

 

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