駒ヶ根の中でもさらに山間に近い郊外で、心惹かれる風景のひとつは、
夕暮れどきの谷の景色。どこな懐かしく、とおい子供の頃に、
遊び呆けて、気がつくと夕暮れが迫り、あたりが闇に沈みつつある
そんな体験を思い起こさせるように思った。
伊那谷の低いところから風が昇り体をつつんでいる感覚は、
心地よいものだった。
夕暮れ時の谷の風景をカメラに収めた。もう20年以上昔だ。
手ブレしていていい画像ではないのだが、夕暮れ時の瞬間を捉えていて、
気に入っている。
下の水彩画は、この夕暮れ時の印象を別の視点で、昨年描いたもの。
F4号の小さな絵だが自分としてはやはり気に入っている。