緑の風光を訪ねて

中央アルプスの麓、駒ヶ根の緑の風光を巡ります

鉛筆1本で描く駒ヶ根

鉛筆という画材は、濃淡表現に向いていて、これほど繊細に明暗を 区別して表せる画材はないように思う。 ふつう絵の具を使う場合では、それぞれの濃さの絵の具をパレット等で ひとつひとつ調合しなければならないけれど、鉛筆ならばたった一本で 筆圧や繰り…

中沢の原地区にて

古い民家や土蔵、今にも倒れそうな納屋とか、そういうものになぜか風情を感じて 絵にする。新築の家や造ったばかりの橋などには、あまり惹かれない。 それはなぜなのだろうと不思議だが、人生と同じで朽ちていくものには、 共感を覚えるのだろうか。 中沢の…

天竜川の近く、下平にて

伊那谷の真ん中を天竜川が流れている。駒ヶ根ではその天竜川の流域は下平と呼ばれている。伊那谷地域は標高は高くて寒冷地といわれているが、その中で下平は最も温暖なエリアだ。地形も平ら、稲作の田んぼが広がり米どころとなっている。 遠くまで見渡せる広…

田舎の夕暮れ

駒ヶ根の中でもさらに山間に近い郊外で、心惹かれる風景のひとつは、 夕暮れどきの谷の景色。どこな懐かしく、とおい子供の頃に、 遊び呆けて、気がつくと夕暮れが迫り、あたりが闇に沈みつつある そんな体験を思い起こさせるように思った。 伊那谷の低いと…

田舎の辻にて

心の風景になってしまっている景色というものがある。 この絵画の風景はそのひとつ。 いく人の方から要望されて、この風景を何度も描いた。 この建物は外見は土蔵だが、内部は木工所の工場になっている。 外見が保存されているわけで面白い。 土壁の蔵は駒ヶ…

ついに住み家を・・・

仕事の都合でたまたまやってきた駒ヶ根だったが、緑豊かな風景に魅せられてしまい、 知り合った友人とともに、あちこちの駒ヶ根の風光を求めて、野外のスケッチをした時期があった。もう20年以上昔のことだ。 描いた作品を個展という形で何度か発表するうち…

中沢の景観

駒ヶ根市は、2つのアルプスが見える街と呼ばれるように、3,000mクラスの山脈に両側から挟まれた地形に位置している。東側に南アルプス、西側に中央アルプスがひかえている。その中央を天竜川が南北に流れ、ちょうどハーフパイプのような形だ。 駒ヶ根市は、…

お気に入りの風景

緑の美しさについては、いろいろなところで触れている。 そのなかでも心落ち着くのは、連なる緑とそれに埋もれるように民家が点在している景色だ。緑の大地と共に、調和して生活している感じがする。むろん実際そこに生活している人にとっては、この風景はあ…

新緑の季節になった

連休で仕事のオフ。 滞在していた娘と孫は帰っていき、再び静かな家に戻った。 畑仕事の前に、となり町のプールへ泳ぎに行った。 工事中のバイパス道路をぬけて山に近い道を走る。 駒ヶ根から松川にかけての深い緑が輝いていた。 南信州へ来た時に、この風景…

緑の風光

駒ヶ根に転居してから20年以上経過した。 この南信州の中央アルプスの麓の小さな町の魅力は、なんといっても緑の風光の美しさだろう。 かつてカメラマンのテラウチマサトさんが、駒ヶ根には風景の力があると、いみじくも言われた。関東圏で40台半ばまで生活…