緑の風光を訪ねて

中央アルプスの麓、駒ヶ根の緑の風光を巡ります

中沢の景観

駒ヶ根市は、2つのアルプスが見える街と呼ばれるように、3,000mクラスの山脈に両側から挟まれた地形に位置している。東側に南アルプス、西側に中央アルプスがひかえている。その中央を天竜川が南北に流れ、ちょうどハーフパイプのような形だ。

駒ヶ根市は、中央アルプスから流れる太田切川による扇状地の傾斜地にある。大田切川はやがて天竜川に合流するが、天竜川の反対側の地域は「竜東」と呼ばれることが多い。竜東とは、天竜川の河川敷にような下平地区、やや昇って東伊那地区、そして中沢地区を総称している。こちらの地域は、緑が豊かで、新緑の季節にはみごとな色彩をみせる。

中沢地区は、南アルプス方向へ山奥に通じる道沿いに、点々と集落が並ぶ。少し山間に昇り市外の方を振り返ると、遠く天竜川の流れとその向こうの中央アルプスが聳えている。この景色が好きで、何度も水彩画にした。下の画像は、緑豊かな中沢地区の田園風景で、とおくに市街地が眺められる。

 

f:id:Yadayoo:20180511135351j:plain

中沢地区の入口という地点から西側を振り返る。

地図の原第2農業生活改善センターのちかくで描いた。